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SFA、CRM製品を開発するエンジニアのブログ

あなたのチームは機能していますか

こんにちは。Jildinのトラです。

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パトリック・レンシオーニ著書のあなたのチームは機能していますかという本はご存知ですか?

 

チームワーク理論について書かれている本ですが、かなり本質的な解決につながるので以下に該当するチームに所属している人にはオススメです。

ちなみに、僕は著者でも関係会社の人でも無いですが。

 

・なんか雰囲気が悪い

・意見が言いづらい風潮がある

・みんな責任を取りたがらない

・チームメンバーの思惑がバラバラ

・それぞれが考えていることは正しいと感じるのに結果が出ない

 

学生時代に部活動や文化祭などをチームでやっていた方なら共感してくれる人も多いと思いますが、

あの一体感を超えるチームって大人になってからなかなかなく無いですか?

 

僕は高校時代にテニスをやっていて、顧問もいないも同然の環境で地区大会を2連覇しました。

中学校の時から強かったメンバーが揃っていたかというとそうでもない。

 

ではなぜそこまでの成績を出せたのか。

 

一言で言うとチームワークだったと思っています。

単に仲良しだったという意味では全くないですよ。

 

全員が大会で勝ち進むことをゴールに同じ方向を向いていた。

誰かがメンバーのモチベーションを下げたり、責任を果たそうとしない場合は全力で指摘した。

それぞれが役割を明確に持っていて、得意なことと苦手なことが明確だった。

故にこの相手はこいつに任せよう、これはこいつに教えてもらおうがはっきりしていた。

学生だったので遠慮も綺麗事もなく常に本気で試合も議論もしていた。

 

僕のチームはこういったことが自然とできていました。

スポーツだからと言うのもあるかもしれません。結果や強さが明確なので。

 

しかし、仕事では実現できないとも思わないのです。難易度が違うだけ。

そんなことを考えていた時に出会った本です。

 

 

以下に簡単にまとめておきます。

 

チームワークが悪くなる原因を階層化したものが以下
1.結果への無関心
地位と自尊心
2.説明責任の回避
基準の低さ
3.責任感の不足
曖昧な態度
4.衝突への恐怖
表面的な調和
5.信頼の欠如
完全無欠
 
5がピラミッドの一番下になっていて、より根本になります。
信頼が欠如していたら、そもそも何を重ねても意味がない。
信頼があっても表面的な調和を維持しようとして、議論を重ねた上の調和でなければ意味がない。
責任感の不足は、議論する前は反対だったとしても、決定した後は初めから賛成していたかのように振る舞う、行動することができていない状態。
説明責任の回避は、他の人の行動に対して説明責任を求めることができていない状態。なぜやってないのか、なぜこのクオリティなのか、なぜこれをしたのか。
結果への無関心は、チームが個人の結果、個人の評価を求めるばかり、チームの結果に無関心になる状態。
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