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SFA、CRM製品を開発するエンジニアのブログ

新卒で離職率の高い会社に入るべき5つの理由

こんにちは。Jildinのトラです。

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「5年後の離職率5割」

例えば新入社員だったとして、こんな会社が目の前に現れたらどうしますか?

 

僕が就職活動をしていた時はテンションが上がっていました。

 

仕事が全然面白くないのかもしれない。

仕事が相当大変なのかもしれない。

採用担当の人が話していることと実態の乖離が激しいのかもしれない。

 

こういう可能性も十分ありえます。離職率が高いのには理由があるはずですから。

もしそんな会社であれば地獄ですよね。辛すぎます。

 

じゃあ、離職率が低ければ低いほうがいいのか?

僕は「ファーストキャリアにおいて」は高ければ高いほうがいいと思っています。

結構偏った思想かもしれません。なので、一意見として聞いてもらえればと思います。

 

 

僕は就職活動をする時に2つの基準を満たす会社を探していました。

離職率が高い会社

・優秀な人が集まっている会社(入社することが比較的困難)

 

理由1 : 自分のwillを実現しやすい

人がやめていくということは、それだけ裁量の大きい仕事が早いうちから回ってくる可能性が高くなります。

人が足りない状況ではハードワークになりやすいというデメリットもありますが

僕はほんの少しの裁量でホワイトな会社よりも、大きな裁量でハードワークのほうがいいと思いました。

これは性格にもよるかもしれませんね。

でもやりたいことが明確であったり、大きな成果を達成したいと思うのであれば後者のほうを選択したほうがいいと思います。

 

理由2 : 転職する時に有利

転職をする前提で就職するというのも変な話ですが、会社のことなんて

「入ってみないとわかんない」

と思うのです。

特に新卒であれば中で働いている人と、本音の話を聞ける機会も持ちづらいです。

どこの会社もいいことばっかり言うと思っていました。

 

であれば、

「入ってから判断し、ダメなら転職する」

という前提で会社を選ぶしかないと思いました。

その場合、仲のいい同期や先輩がたくさん転職をしていくという状況であれば

他の会社で働く人から本音で話を聞ける可能性が高まります。

前職で一緒に仕事をしていた経験があって、認めてもらえていれば

その人からプッシュしてもらえる可能性だってありますからね。

これが大学時代の友人とかであれば説得力が弱いし、仕事ができるかどうかなんで

わからないですから。

 

理由3 : 人生に対して諦めにくくなる

個人的にこれは重要でした。

「ずっと同じ会社で働くもんだ」と言う固定観念に縛られてしまうと

どれだけ自分がだらしなくなっても、どれだけ理不尽なことが起きても

これが普通。我慢すればいい。

という思考になるのが怖かったです。

もしも周りがどんどん転職をして、別の会社で働く人の話を聞くことができれば

今自分に起きていることは他の会社でも起きうることなのか、

この会社で仕事を続けるべきなのか、それとも転職や起業と言うアクションを

取るべきなのかをフラットに考えやすくなると考えました。

 

理由4 : マネジメント力をつけやすい

やめていく人が多ければその分、一人当たりの後輩の量も多くなります。

かつ、離職率が高い・新人の裁量が大きいなどの条件が重なれば

必然的にマネジメントの難易度も高まります。

僕は難易度の高いことを達成することが力をつける一番の近道だと思っているので

それが早い段階で経験できる点に魅力を感じました。

 

理由5 : ネットワークの広さ

色々と書きましたが、これが最重要です。

新卒で入ると同期と学生時代の友人並みに仲良くなれるんですよね。

 

「一度会っただけでは他人と変わらない」

 

名刺をたくさん持っていても、人脈が広いと言えないと思います。

一度会っただけの人に何かをしてもらおう、してあげよう、

ちょっと久しぶりに会おうとは思いづらいです。

中には一回会っただけで誰とでも打ち解けてしまう天才も

みたことがありますが、僕には無理だとすぐにわかりました。

 

離職率が高い、かつ優秀な人が多い会社ということは

10年後には色々な会社で活躍している仲の良い友人がたくさんいると言う状況が

簡単に作れます。

最初に入社した会社に残るにしても、転職するにしても

自分のことをよく知っている人と社内外を問わず

協力して何かを実現することもやろうと思えばできてしまうでしょう。

 

以上が僕が就職活動で離職率を重視した理由です。

 

離職率を重視した就職活動をした僕は、ふとしたきっかけで

会社のことを嫌いになるわけでもなく転職をしました。

 

今でも最初に入社した会社の同僚とはよく遊びますし

最初に入社した会社で学んだことは一生僕の財産となると思います。

 

そんな会社に対して恩返しができなかったのは心残りではありますが

いずれはお返ししたいという気持ちを持って

さらなるチャレンジを続けていきたいと思っています。

 

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